美しい七ツ森にて自然に還る葬送の形
宮城県と山形県の境を連ねる舟形連峰を背景に、東北百景に数えられる美しい「七つ森」があります。
新緑の春から蛍が乱舞する夏、紅葉が実に美しい秋、そして白銀の世界に覆われる厳しい冬まで、四季折々の美しさがあります。
そんな七ツ森の山麓にひっそりと佇む山寺が禅興寺です。
750年以上の歴史があり、境内には山中より湧き出る渓流が流れている大変美しいお寺さんです。
いま、この禅興寺が全国的にも話題になっています。
それは最近注目されている樹木葬と呼ばれる自然葬ができるようになったからです。
従来、お墓といえば墓石の中に遺骨を埋葬するものです。
しかし、墓石の中には入りたくないとか、墓を継承する家族がいないなど、様々な事情や考えから、埋葬の形が変わりつつあり、新しい葬送の形としてこの樹木葬が注目されるようになってきているのです。
自然豊かな七ツ森に整地された樹木葬地に区画が割り当てられ、樹木の墓標として遺骨を納めます。
整地された場所も、やがてたくさんの樹木に囲まれていくことになり、自然そのものが墓地となっていきます。
母なる大地に還っていくわけです。
テレビなどでも取り上げられたことがきっかけに、このような葬送の形に惹かれて、徐々に樹木葬を希望する人が増えていると言います。
ただ、どこでも良いわけではありません。
きちんと管理され、交通の便もよく、費用の点でもとても良心的であるからこそ、禅興寺の樹木葬はいま全国から注目されているのです。